エアーソーの簡単な初歩や基本的な使い方・... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

エアーソーとは、空気を動力源としてノコギリの要領で鉄材や非鉄材、プラスチックなどを切る道具です。救助作業などで使われており、消防庁や海上保安庁にも納入され、使用されています。切っている間は刃先に空気を吹き付けているので、基本的には火花がほとんど出ません。そのため、引火する危険性が非常に少ないので、引火物の近くでも利用出来ることが特徴です。また、高密度加工で完全密閉されているので、水のなかでも使用することが出来るものもあります。さらに、軽量なため持ち運びがしやすく片手での使用が可能、少しの油でよく動き、カーブなど細かい動きも出来るという特徴もあるので、救助活動において活躍しているようです。具体的には、たとえば災害現場で引火物の近くでの救助活動が必要なときや、水中での事故の救助活動において、非常に役立つものになります。

初心者の方がエアーソーをDIY(日曜大工)などに使用する場合、エアーコンプレッサーなどの空気の動力源が必要です。エアーソー自体はインターネットで安価に買えるので、動力源がある方は試しに買ってみても良いかもしれません。動力源がない方は電動ノコギリとどちらを買うのか比べることになると思いますが、電動ノコギリとエアーソーの違いとして、エアーソーは力の強弱がつけられるという利点があるようです。エアーソー本体も替刃も、値段や質が様々です。どの程度の値段であれば目的のものが切れるのか、また自分に使いこなせるのか、初歩的なことだけでも良いので利用方法を知った上で、使用用途に合わせてどの商品を購入するか考える必要があります。

この「エアーソー」はその名の通り、ノコギリの一種にあたるものですが、実はこのノコ自体は切断作業を行う際に同時にエアーを噴出しますので、切りくずや金属切断の際での火花などが飛んだりしませんのでとても安心といえます。操作方法などもほとんど普通のチェーンソーなどと同じく、簡単な使い方や利用方法で扱えますので、初心者の方でも基本的な正しい初歩からの扱い方を覚えれば、かなり使いこなしていけるようになるものといえます。また、こうしたエアーソーの類は扱いが容易といった点で様々な現場で使用されており、その中でも各国で消防や警察、軍隊、自衛隊、NPO、NGOその他、様々な組織などで急を争う災害現場などでの人命救助の面で使用されたりしている話はとても有名です。

こうした大変便利な同ノコギリ機器ですが、購入したり起動の際には、必ず確認をしなくてはならない事があります。まずは購入する際には、必ず事前に購入先である店頭において、その使い具合や切れ味などの具合をお店の方にデモンストレーションをしてもらうことが大切です。ノコギリ自体がもともと物を切断する事が目的なので、その際には最大限の使用者本人はもちろんのこと、周囲の人々の身体面への安全などをも確かめることは当然の義務だからです(民法1条2項等)。中にはデモンストレーションをさせてくれないお店などもあるかもしれませんが、なるべく依頼をするのがのぞましいといえます。もう1つは、起動時での際その直前に、周囲に人や動物などがいないかを確認しなくてはなりません。必ずこれらの者への安全配慮の面において、周囲からの退避などをさせることが無難です。

これについては先程も少しだけ触れましたが、基本的に通常の電動式あるいは軽油式などのチェーンソーなどと扱い方はあまり変わりません。しかし、切れ味や馬力の威力などはこれらのものよりもかなりありますので、最初は一番弱い強さでの切断力に設定をしたうえで、切断作業を行うことがのぞましいといえます。そしてある程度要領を飲み込んだ上で使い方に慣れたら、徐々に切断力のパワーを上げていく、といったやり方での利用方法が、早く使い方を覚えていくコツであるかもしれません。それ自体の使用面において、エアーソーは通常の自動ノコギリ類などよりもはるかにパワーがありますので、初心者である方などは、なるべく無理のない使い方がのぞましいといえます。

このエアーソーは先程も話したように通常の自動ノコギリ類よりも切断面でのパワーが強力ですので、この特性を利用して最低パワーモードを利用しながら効率よい切断作業を進めていくことが可能です。どうしても一刻急を争う事態だが、それでも派手な切断作業などが困難である場合などはこの同ノコギリ機器の出番であるといえます。強力なパワーを持ちながら、エアーで切りくずや火花を除去しつつ安全に切断作業を進めていけますので、大変役に立つノコギリアイテムといっても過言ではありません。こうした機能性から、これからもこのエアーソー自体はまだまだ発達していくものと思われます。実際に様々な災害現場などにおいて活躍している現状からも、これからも大いに需要があります。

使用する際に注意することとして、作業台を整頓しておくこと、照明を十分明るくすること、作業場には子どもを近づけないことがあります。これらは事故を防ぐためです。また、無理な使い方をしないこと、機材の仕様に合ったエアー器具を使用すること、作業をする際には服装にも注意することも必要です。使い方に誤りがあったり、作業に適さない服装でエアーソーを利用してしまうと怪我に繋がります。安全面には十分に注意して作業を行うようにして下さい。他にも、誤作動を防ぐために不使用時や移動時はエアーホースを抜く・定期的に手入れを行うなど、様々な注意すべきポイントがありますので、機械に付属の取り扱い説明書をよく読んで使用することが大切です。

エアーソーというと聞きなれない言葉かと思いますが、空気ノコギリといわれれば使い道が浮かぶと思います。空気の動力源が必要なので少し使い始めるためのハードルが高いかと思いますが、一度購入してしまえば、動力源と専用油さえあればずっと使うことができる道具です。動力源としてエアーコンプレッサーを購入すると、エアーソー以外にも自転車の空気入れや他のエアー工具にも使用出来ますので、本格的なDIYをはじめてみたいという方は、検討してみてはいかがでしょうか。自分で家のリフォームや家具の改造・制作をする生活、素敵ですよね。趣味が増える上に自分の理想の家具が出来ればストレス解消にもなるのではないでしょうか。興味がある方はホームセンターを覗いて、自分のやってみたいことにはどのような工具が必要なのか、店員さんに話を聞いてみても良いでしょう。理想の暮らし作りに、エアーソーが役立つかもしれません。