水性ポマードの簡単な初歩や基本的な使い方... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

水性ポマードとは主に男性が利用する整髪料で、一般的なポマードとは特徴が異なります。昔ながらのポマードは油性ポマードと言われることがあります。熱には弱いですが湿気には強いタイプです。ですから雨が降っても問題ありませんし、汗などをかいたとしてもその影響を受けにくくなります。湿気に強いですから、簡単に水などでは洗い落とすことはできません。シャンプーはかなり大変になります。その一方で水性ポマードに関しては水素添加した油を使います。油を使っていますが、一般的なポマードとは性質が逆になります。熱には強くなりますが、湿気には弱い状態です。大雨などが降れば崩れてしまうことがあります。汗などでも真夏になるとかなり落ちてしまうことがあるかもしれません。水に弱いことから水で簡単に洗い流せるので、シャンプーはしやすくなります。

初心者が水性ポマードを利用する時の使い方としては、つやのある髪型にしたい場合があります。ポマードと言いますとリーゼントを想像される人がいるでしょう。こちらは主に油性のポマードを使った方法になります。水性の場合は初歩の人でも、一般的な髪型の人でも使うことができます。べったり塗るようなことはなく、量としてはティースプーンに一杯ぐらいです。それぐらいでもしっかりとつけることができます。最近人気があるのはウェット感のある仕上がりにしたいときです。ジェルなどを使うことがありますが、固まってしまうことがあります。こちらであれば基本にはその形を崩すことなく、ウェットな状態を維持することができます。べたつきも普通のポマードより少ないです。

整髪料は昔から男性女性問わず使われていますが、ポマードというとロカビリー、みたいな先入観を持っているひとも少なくないかもしれません。特に男性ががちがちに黒髪をリーゼントヘアに固めるために使う、というイメージです。もちろん今ではそんな使い方だけではないので、女性にも愛用者は多いようです。ポマードには油性と水性があり、特に油性よりもライトなタッチの水性ポマードが出てきてからは、リーゼントでがちがち、というヘアスタイルだけでなく一般にも広く使われるようになったと言われています。とにかく、そんなに敷居の高いものではないので、髪がぱさつきがちな人や、きっちりとしたイメージにしたい人には一度使ってみることをおすすめします。

ドラッグストアにいけば有名メーカーからも何種類か発売されています。また、海外のブランドで、香りや使い心地をこだわってみる、という上級者向けの方法もあります。そんなに入手しにくいわけではないので、一度ドラッグストアの整髪料のコーナーを覗いてみるとよいと思います。ドラッグストアのよいところは、テスターも置いてあり、特に男性客が苦手とする愛想のよい店員さんが寄ってくることもあまりないので、自由に試して選ぶことができます。ここで、自分にあう、と感じればとにかく一つ購入してみましょう。水性のものなら、油性のものよりべたつきは少なく、落とすときのシャンプーも楽なのでまずはこちらから試してみるのをおすすめします。これではホールド力が足りない、と感じたら油性にしてみる、という手もあります。

まず最初に使う時には、一気にたくさんの量を使わないことです。初歩の人にはやってしまいがちなことなのですが、たくさんつけすぎて困るパターンです。足りなければあとから足せばよいので、基本の利用方法は様子を見ながら表面だけでなく髪の根元のほうから毛先にゆきわたるようにつけます。完成形をイメージしながら整えてゆき、好みの堅さにもってゆきます。崩れないことも大切ですが、不自然なほど固まっているのも抵抗がある、というひともいるかもしれません。使い勝手を見ながら、ポマードにこだわらずワックスやジェルもためしてみる、というのがよいでしょう。とにかく髪質は千差万別なので、いくら他のひとにはよくても、自分が使うとどうもうまくいかない、ということはおこります。固定観念をはずすことも必要です。

もし水性ポマードが性に合えば、そのなかでもいろんなメーカーやブランドを試してみて一番のお気に入りを探すのも楽しみのひとつです。独特のきつい香りのものばかりでなく、ほとんど香りのないものや、海外のものなどでは、さわやかな香りをつけたものもあるようです。香りは好みが分かれるので、口コミなどだけを信じるのではなく、必ず自分で試してみることをおすすめします。最近はデパートなどでも男性化粧品のコーナーが充実していて、もちろん整髪料もそろえているところが多いですから、恥ずかしがらずに利用してみるとよいと思います。親切にアドバイスしてもらえるでしょう。そのなかで目的に合った気に入ったものがみつかると買い物も楽しくなります。

水性ポマードの利用方法での注意点としては、水にあまり強くないことです。雨であったり、汗に対して溶けやすい場合があります。ですから雨の降るとき、湿気の多い日などは外出先でセットをしなおすぐらいの気持ちを持っていたほうがいいかもしれません。また夏場になると大量の汗がでます。汗にも弱いですから汗かきの人などはスタイルを維持するためにも外出先で利用することを考えます。表面だけつけてウェット感を出そうとすることがありますが、それだと髪の毛全体をつややかに見せることができません。毛の裏側であったり、根元のほうもしっかりとつけるようにします。シャンプーで落としやすいですが、一度よりも二度洗いにしたほうが確実に落とすことができます。

水性ポマードの全体的なまとめとしては、ポマードとしては今油性タイプよりも選ばれることが多くなっています。熱には強いですが湿気にはあまり強くありません。湿気に強くないのは弱点ですが、それがプラスになることもあります。シャンプーなどで落としやすいからです。油性タイプだとシャンプーでなかなか落とすことが出来なので大変な処理が必要でしたが、楽にシャンプーで落とすことが出来ます。どのような時に使えるかですが、ぬれたようなつややかな髪型にしたいときに行えます。また、髪の毛の性質としてぱさつきがちな場合もしっとり感を出せるようになっています。若い人でもウェット間のある髪型が流行していますから、利用者が増えているようです。香りのあるタイプと無香料のタイプがありますから、好みに合わせて選ぶようにするといいでしょう。