STUDIOONE2の簡単な初歩や基本的な使い方・利用方法・仕様方法・やり方
STUDIOONE2とは
ボーカロイドやUTAUの登場により、個人でパソコンを使って音楽を楽しむ人たちが増えてきています。投稿動画の共有サイトを見れば、数多くの作品が毎日のようにアップロードされていることから、その人気の高さを伺いしることができるでしょう。一昔前は、DTMを始めるともなれば、必要な機器やソフトウェアを揃えるために、それなりの出費が必要となっていました。それが今では、パソコンとインターネットに接続された環境さえあれば、必要なものをダウンロードしてDTM環境を整えることができるようになってきています。STUDIOONE2は、DAWと呼ばれる種類のソフトウェアです。これはDTMを行う上で、音楽制作の中心となるもの。素晴らしいことに、このSTUDIOONE2には、フリー版があって、誰でも無償で利用することができます。
初心者にオススメのSTUDIOONE2の使い方・利用方法
フリー版のSTUDIOONE2は、DTMの基本をこれから学ぼうとしている初学者向けにも優しいデザインとなっています。初歩的な利用方法だけでなく、本格的な音楽作成にも十分対応することができるほど、高度な機能を利用することができるようになっています。具体的には、トラック数が無制限に利用可能であること。また32ビット浮動小数点のオーディオエンジンを搭載し、9種類のエフェクトが利用できるなど、サービス満点の機能を提供してくれています。しかも利用にあたっては、特に登録等も必要なく、単純に公式サイトからプログラムをダウンロードして、インストールするだけで利用することが可能になります。その際に必要となるシリアルキーも同じサイトから入手することが可能です。
STUDIOONE2は簡単に使える
最近では、動画投稿サイト等に自分で作ったオリジナル曲の動画をアップしている個人が沢山登場するようになってきました。音声合成ソフトが身近なものとなってきたこともあって、自分が作った曲を簡単にパソコンで歌わせることができるようになったのも大きな要因のひとつでしょう。パソコンを使って音楽を作成することをDTMと言いますが、そのDTMにおいて基本となるソフトウェアがDAWと呼ばれています。これは簡単に言えば作曲ソフトのことです。DAWは非常に沢山のソフトウェア製品が存在しており、それぞれが色々と個性的な機能を備えています。これからDTMを始めるという場合において、いったいどのDAWを選べばよいのか迷うところですが、そんな中で簡単に使い始めることができるのが、STUDIOONE2です。
STUDIOONE2を使うのに必要な準備
STUDIOONE2の素晴らしいところは、その機能に関してもそうなのですが、なんといってもフリー版があるという点が一番に挙げられます。単にフリー版というだけなら、他にも同じような製品はあるのですが、フリーなのに使うことができる機能が非常に高性能・広範囲である点が優れている理由です。このフリー版だけでかなりのことができますので、特にDTM初心者においては、DAWの初歩を学ぶために、STUDIOONE2から始めてみるのも良いのではないでしょうか。インストールも簡単で、DAW本体だけであればアッと言う間に完了してしまいます。また本体のインストーラーの他に、デモ曲のダウンロードもできますので、こちらも一緒に入手しておくと良いでしょう。
STUDIOONE2の使い方・手順
インストールが済みましたら、デスクトップ上に作られたアイコンをダブルクリックして起動します。最初にアクティベーションの画面が表示されますが、画面の一番下でフリー版を選択することができるようになっていますので、これを選択しましょう。その次に、色々なコンテンツのインストールが続きますが、この中で「PreSonusユーザーアカウントからコンテンツをインストール」を選択すると、沢山のソフトサンプラーの音色を入手することができるようになっています。これが完了すると、STUDIOONE2が起動します。この時、オーディオインターフェース類が接続されていれば、必要な設定を自動的に行ってくれます。試しにダウンロードしたデモ曲を読み込ませて再生してみましょう。
STUDIOONE2を使えると何が良いか?
フリー版であるにも関わらず、MIDIやオーディオについてもとラックスが無限に増やせます。またレコーディングすることもできるようになっています。もちろんこれらの作業をプロジェクトファイルとして保存することやWAVファイルとして出力することができます。そのまま普通のDAW製品として十分に通用するものとなっています。初心者の人はSTUDIOONE2のフリー版から始めていって、DAWについて色々と理解を深めて、その後にプロフェッショナルバージョンや、あるいは他製品に移行するというのが良いのではないでしょうか。いきなり高価なDAWを購入して、結局、相性が悪くて使い方も利用方法もわからないうちに、そのままお蔵入りしてしまうというリスクを考えれば、このフリー版は素晴らしい選択になると思います。
STUDIOONE2の利用時の注意点
STUDIOONE2は、フリーウェアであり、いわゆる試用版ではないため利用できる期間の制限等はありません。利用にあたっての注意点としては、サポート・サービスが提供されていないということくらいでしょうか。それでも、ユーザー登録を行うことで、日本語のリファレンスマニュアルや、その他各種マニュアルを手に入れることができるようになっています。特に初学者の人は、いきなり高価な出費を行ってDAWを購入するよりも、まずはこのフリー版のSTUDIOONE2を入手し、これでDTMの基本を学んでみると良いのではないでしょうか。必要な設定やインストール作業については、サイトを検索すれば沢山の情報が公開されていますので、サポートについてはそれほど心配することはないでしょう。
STUDIOONE2の全体的なまとめ
フリー版とはいえ、DTMのために必要な機能はほぼ開放されており、人によってはこれだけでも、素晴らしい音楽作品を生み出すことができるでしょう。また動画共有サイトを検索すれば、STUDIOONE2の使い方についてのレッスン動画や、様々なチップス動画が公開されていますので、初学者の人は、こうしたものを使って自分で学習を進めていくことも可能です。そうして様々な機能を使いこなしていくうちに、どうしてもフリー版のSTUDIOONE2では実現できないことが出てくるようになったら、そこではじめて製品版のDAWを購入することを検討すればよいでしょう。その際、もし他の製品を選択することになったとしても、STUDIOONE2で培った様々な経験やノウハウは、その新しいDAW製品を使うようになったときでも、十分に活かすことができるはずです。
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