FAB9の簡単な初歩や基本的な使い方・利... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

この「FAB9」は、データやそれ用のDVD作成専用のソフトウェアにあたるものであり、無料版や一定期間のみ無償期間であるものなど、様々なグレードものが出ています。また、それぞれの対応コンピューターOSなども決まっており、購入前には必ずそれぞれの対応OS情報や、現在自分が使用しているパソコンその他のコンピューター本体の仕様OSなどを確認しておく必要があります。ただし、DVD作成の場合には必ず自分で作成したデータであり、コピー・プロテクトなどを解除あるいは回避したりしていないもののみのデータからなるものしか法律上認められていませんので、DVD作成の際には気を付けなくてはなりません。入手方法自体も、店頭販売や各ソフト販売サイトなどにある購入フォームからの商品購入やダウンロードなどによる入手といったカタチになります。

初心者であるユーザーさんの場合、やはりデータ作成やDVD作成においての知識などに乏しい方もおられることと思いますので、やはり最初は無料版のものを購入して使用するのが無難といえます。起動作業やその後においての各種動作設定作業においては特に難しい扱いなども無く、初歩的な基本動作のみでの操作のやり方でこれらの作業を完了させることが出来ますので安心です。また、この無料版に様々なサポートサービスなどのオプションを付けて有償版にしたとしても、月々の利用料金なども低額なので、経済的にもやさしくありがたい利用システムとなっています。さらに、有償版それぞれのグレード毎によっても利用料金は異なりますので、それぞれの経済状態に合う種類のものを選ぶのが可能です。

DVDFAB9はDVDやブルーレイをコピーしたり、リッピングしたりできるソフトです。ただコピーするだけでなく、動画形式を変換したり、サイズを圧縮したりする機能も備えています。この種のソフトにはいろいろな種類がありますが、FAB9は初歩的な操作でコピーできること、いちいちHDDにデータを移さなくてよいこと、パソコンに悪い影響を与える可能性が低いこと等の特徴があり、初心者でも使いやすいコピーソフトと言えます。多くのコピーガードに対応している点もメリットのひとつですが、現在の法律では市販されているDVDやBDは、利用目的にかかわらずコピーガードを外しただけで違法となるため、決して行なわないようにしましょう。

FAB9は基本的に有料のソフトです。ただし30日間は無料の試用期間となります。また機能は大幅に制限されますが、コピーするだけなら無料版を利用することもできます。利用方法は、まず公式サイトからプログラムをダウンロードします。他のプログラムをすべて終了させてから、インストーラを起動させます。はじめに使用許諾契約書に同意し、インストール先やプログラムグループなどを指定すると、インストールが始まります。終わったらパソコンを再起動させれば、FAB9が使えるようになります。なお最初にFAB9を起動させたとき、有料版か無料版かを選ぶ画面が出ます。有料版を選ぶと、30日間の試用期間が始まるので注意してください。

FAB9は使いやすさに配慮しており、初めて起動させるとチュートリアルが表示されるので、使い方を覚えるのは簡単です。インストール時に日本語を選べば、メニューもすべて日本語で表示されます。ディスクからディスクにコピーするときは「コピー」、パソコン内にデータを移すときは「リッピング」を選びます。ほかに動画ファイルの保存形式を「変換」したり、パソコンの動画データからDVDやBDを「作成」したりする機能もあります。ディスクを丸ごとコピーするときは「フルディスク」を指定し、コピー先のディスク容量に応じて圧縮比を選択します。また「メインムービー」を指定すれば、複数の動画から任意の1本を選んでコピーすることも可能です。

ほかにも複数の動画をまとめてコピーしたり、大容量のDVDを2枚に分割したり、逆に2枚以上のDVDを1枚にまとめたりする機能もついています。リッピングする際には画像のサイズを変更したり、音声や字幕を2種類以上取り込んだりできます。モバイル機器で動画を見られるように圧縮することも可能ですが、無料版ではロゴが入るので注意が必要です。試用期間が過ぎると、いくつかの機能は使えなくなりますが、そのままコピーするだけならロゴなどは入りません。このようにFAB9は、多彩な機能を持つ強力なコピーツールでありながら、誰でも比較的容易に操作できるのが特徴です。それだけに、うっかり違法コピーをしてしまわないよう気をつけてください。

これは先程も触れましたが、自他共に扱うデータ専用のDVDをFAB9を利用して作成する際には、決してコピー・プロテクトなどを解除あるいは回避したりするような作成作業を行ってはなりません。ましてやそのDVDやBD等が、市販のレンタルあるいはデジタル放送番組などをダビングしたりしたものであるならば話になりません。著作権法や商標法その他、原作者や情報提供者のその目的物であるデータ上に関係する諸権利を侵害したりしかねないので、こうした違法作成行為などは決して行ってはなりません。また、このような違法なやり方で作成したりしたDVDやBDなどを勝手に売買したりした場合には、関係者全員が刑事責任までをも問われる場合が有り得ますので要注意です。

このFAB9自体は初歩的な操作方法により簡単に、自分で作成をしたデータやそれ用のDVD等の作成が出来る、とても便利な専用フリーソフトです。とはいうものの、先程も話したように違法作成などへの対応すべき課題なども多く、それへの制作者自身によるこれからの対応なども深刻な面が決して少なくはありません。購入者であるユーザーさん各自においての使用目的や使い方、利用方法なども様々なので、これらの各利用条件などにおいての同ソフトを利用した作成の違法性の基準をどのように決めていくのかが、まさにこれからの課題であるといえます。また、違法に作成したDVDを譲り受けた事情を知らない買主までも関係法令上の法益を侵害したとして、刑事逮捕されてしまったり知らぬ間に民事訴訟を起こされたりするなど、深刻な問題も起きています。誰もがデータを作成してそれをインストールしたDVDを作成して楽しむFAB9であるべき存在としても、今後の動向が注目されます。