冷凍さといもの簡単な初歩や基本的な使い方... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

冷凍さといもには市販されているものと自分で生のさといもを下処理して冷凍したものの2つのタイプがあり、そのうち自分で下処理をするさといもの冷凍保存には3通りの方法があります。 1つ目は生のまま冷凍する方法です。まずはさといもをキレイに洗って、半日ほど天日干しをしたら皮をむきます。軽く塩をまぶしてヌメリ、アクをおとし、水洗いしたらザルにあげて水気をよく切ります。フリーザー用のジッパー袋に、さといもが重ならないように入れてそのまま冷凍します。 2つ目は皮をむいて茹でてから冷凍する方法です。さといもの皮をむいたら鍋に入れて、さといもが浸かる程度の水を入れて茹でていきます。その間アクが出てくるので、すくい取ってください。アクがあまり出なくなったら流水にさらして粗熱を取り、冷凍します。 3つ目は茹でてから皮をむいて冷凍する方法です。 電子レンジで加熱して皮をむき、冷ましたら冷凍するだけなので、一番手軽な方法であると言えます。

冷凍さといもを使った初歩的な料理の代表は、さといもの煮っころがしです。使用する素材は冷凍のさといもだけ、家庭にある基本的な調味料で簡単に作れるため、料理初心者にもおすすめの調理法となっています。 用意するものは、冷凍のさといも、粉末だし、砂糖、しょうゆ、みりん、酒、水、落とし蓋用のアルミホイルです。 まずは冷凍のさといもを鍋に入れ、ひたひたの水、粉末だしを入れて火にかけます。砂糖と酒を入れたら強火にして煮立てます。一度くしゃくしゃにしたアルミホイルを広げて、真ん中に穴をあけて落とし蓋を作り、さといもの上にのせて中火で5分くらい煮ます。箸が通るくらい柔らかくなったら醤油を入れ、再び落とし蓋をして今度は10分程煮ます。落とし蓋を取ったらみりんを加え、煮汁がなくなるまで煮つめれば完成です。

普通に販売されているさといもは、洗って皮をむく作業に手間がかかり面倒くさいですが、スーパーなどで販売されている冷凍さといもは既に皮がむいてある状態なのですぐに料理が始められるという利点があります。 一袋で２～３回分の料理で使いきれる量であったり、数百円で手に入り、しかも冷凍なので日持ちするという事を考えると、大変便利なものです。 冷凍さといもを使う時、解凍するのに時間がかかるのではないかと思ってなかなか手が出ない人は、電子レンジを利用するのも一つの手です。 これなら仕事をしていて忙しい主婦の方でも、仕事から帰ってきてパッと気軽におかずの材料として使えますし、何より冷凍なので休みの日にまとめて買い置きができます。

冷凍さといも自体を自分で作っておきたいという人は、皮をむいて塩をふったさといもをよく揉んで、ぬめりを洗い流し、水気を切ってから袋に入れるなどして冷凍しておきましょう。 この時になるべく袋の中でさといもが平らになるように入れておくと、小分けで使いやすくなります。 スーパーなどで購入したものと利用方法や準備は変わりません。 料理を始める前にちょっとした下ごしらえをしておくと、いろいろな使い方をするのに便利です。 まず、料理に使いたい分の冷凍さといもを用意し、耐熱容器に凍った状態のまま入れて、さといもの半分くらいまでの水を入れます。 そのまま電子レンジに入れて約三分加熱します。 この時にラップをするとふきこぼれてしまうので、何もかけずに入れて下さい。 加熱後、まだ固いようならさといもの上下を返して1，2分再び電子レンジで加熱します。

さといも料理で基本的なのは煮ころがしです。 料理は初歩中の初歩！という人でも、鍋と調味料があれば簡単に作れます。 まず準備しておいたさといもを２～３００グラムほど用意します。 鍋に水1カップ、砂糖小さじ１、みりん大さじ１、醤油大さじ１．５を入れます。 調味料をよく混ぜたらさといもを鍋に入れ中火にかけます。 たまに鍋をゆすり、さといも全体に煮汁がかかるようにしましょう。 煮立ってきたら弱火にして、アルミホイルや落し蓋をして煮汁が少なくなるまで煮詰めます。 煮すぎてしまうと形が崩れてしまいますし、汁気がなくなって焦げ付きやすくなったり、煮物の照りがなくなってしまうので、ちょこちょこ鍋の様子を覗いて加減してください。

さといもは免疫力を高めるのに効果的な食べ物のひとつです。 じゃが芋やさつま芋などの他の芋類と比べてカリウムが豊富に含まれています。 カリウムは体の中の余分な塩分を外に出してくれる働きをするので、高血圧やむくみ対策に効果的です。 また、水分の多い野菜なので芋といってもカロリーは控えめなのもありがたいです。 さといものぬめりはガン予防にも効果が期待でき、日ごろからさといもを食べていると胃腸の働きを活性化させて、潰瘍の予防にも役立ちます。 これだけ優れた食材なら、毎日食べたいものです。 なので、下準備が楽な冷凍さといもを利用すれば、健康レシピが手軽に作れます。 冷凍さといもなら、皮をむく作業がないので手がかゆくなる心配もありません。

冷凍さといもは様々な利用方法があるため便利に使えるアイテムですが、調理法に合った冷凍方法を選ばないと、あまり美味しくなかったり、せっかくの料理が失敗してしまうこともあります。 生のまま冷凍してあるさといもは、煮物などに利用すると比較的ホクホクとして美味しく仕上げることができます。 一方茹でてから冷凍したさといもは、その茹で方にもよりますが、きちんとアクが抜けていない場合があるため、繊細な料理には向いていません。 さといもを冷凍保存する際には、その特性をきちんと理解した上で適切な方法で冷凍するように心がけることが重要になります。生のさといもの下処理が面倒な場合は、あらかじめ冷凍されているものを購入すると楽に調理することができます。

冷凍さといもはその名の通り冷凍された状態のさといものことを言い、スーパーマーケット等で購入することができます。家庭用のものは300～400グラム程度ずつ袋に入って販売されていることが多く、通常のスーパーであれば冷凍食品コーナーに必ず置いてある食材の一つです。 冷凍さといもは購入することもできますが、頂き物や自分で購入したさといもに少々手を加えることで、生の状態のさといもを自宅で冷凍保存することも可能です。さといもは温度管理が難しく傷みやすいため、大量に頂いたときや消費できない量を買ってしまったときには、冷凍してしまうことをおすすめします。さといもの冷凍には生のまま冷凍する方法と、茹でてから冷凍する方法があり、さといもを使ってどのような料理を作りたいのかによって冷凍方法を選択することができます。 市販、自作のどちらの場合にも使い方は同じで、基本的に解凍せずに、凍ったままの状態で調理します。