布オムツの簡単な初歩や基本的な使い方・利... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

待望の赤ちゃんを授かり、不安を抱えながらの出産、そして喜びの対面を果たすとすぐに現実問題となってくるのが育児です。特に新米ママさんにとっては未知の世界への入り口のような感覚に陥るかも知れません。それでも愛情を一身にうけたわが子がだんだん育ってくれることが一番の幸せでしょう。最近では育メンなどという言葉も一般化しつつあるなか、それでもやはり母親への負担は大きいです。それでもあえて布オムツという選択をする人たちも多いと聞きます。特に夏の盛りや寒い冬には布オムツの処理はなかなか大変だと思います。それでも布オムツというのはその利用方法によっては、かなりの節約にもなりますし、なにより赤ちゃんの肌にやさしく、濡れた感覚をあえて身におぼえさせることで、オムツ離れを早くする効果もあるそうです。生活の知恵と言えます。エコ、などと言う言葉がなかった時代からのエコなあたりまえなことでした。

そうはいっても、紙オムツが全盛の現代においてはその便利さからついつい布オムツは敬遠しがちです。日本の紙オムツは特に性能がいいということで、海外観光客のお土産にもなっているというではありませんか。そんなに性能がいいのなら活用しない手はない、とも思えます。そこで、初心者の方には紙と布の併用という利用方法をぜひおすすめしたいと思います。その昔、まだ紙オムツが今のように一般的ではなかったころ、つまり今より価格的にも高価だったのでしょうが、そのころは併用という使い方が当たり前でした。お出かけのときだけ紙を使うというやり方です。まずは家にいるときだけ布を使う、ということで少し気が楽になるのではないでしょうか。そこからまずは始めてみるのもひとつの方法です。基本は初めてみる、ということです。

日常生活での作業ということでは、例えば育児などは、とても大変でストレスが溜まりますが、これを何とか楽にできないだろうかということは、昔から考えられてきました。特に赤ちゃんの排泄物の処理ということでは、自分でできないので、誰かがしなければならないということで、毎日何度もしなければならないので、そのことも大変です。しかしその手間をだいぶ省いてくれるのが、最近のおむつ類の製品です。おむつには紙オムツと布オムツがありますが、それぞれ利用方法でもメリットとデメリットがあり、また赤ちゃんなどの場合には、肌の相性などもあるので一概にどちらが良いかということは言えないということになります。しかし基本的な使用方法ということでは布オムツのほうが赤ちゃんにやさしいとなります。

紙オムツを利用する場合には、そのまま利用すれば良いということで初歩的な使い方ということでは、楽に出来ます、しかしその他にはデメリットもけっこうあり、例えば紙のゴワゴワ感は、布オムツに負けてしまいますし、トータルでの経済的なメリットでは、使い捨てと再利用ができるということでは、だいぶ違うということがわかります。手間はかかりますが、準備するものは布オムツとカバーなどですから、その点でも経済的です。また肌に触れる部分でも、最近はアレルギーなどで、皮膚の弱い子も多いので、その面では洗濯などに気をつければ、断然布おむつのほうが赤ちゃんのためになるということになります。その点、精神的にも安定するかもしれません。

使い方ということでは、基本的には紙オムツとかわりなく利用することができますので、その方法などは製品の販売の企業サイト等で詳しく教えてもらえますが、もうひとつ洗濯ということも重要になります。紙オムツの場合には、そのまま捨てれば良いので、臭いの処理だけ考えれば良いということですが、この臭いでは、新聞紙に包んで捨てれば、ほとんど臭いはしなくなります。これは試してみると良いですが、その他介護の時でも、この方法は非常に役に立ちます。臭うものは新聞紙に包んで捨てると良いということになります。布オムツの場合には再利用なので洗濯をしますが、この時に重要なのは洗剤です。洗剤が残るとかぶれる場合があるからです。またおしっこと便を分けるということも必要です。

布オムツを利用する時のメリットということでは、やはり苦労して労力を使いながら愛情を込めて育てられるというところも重要ではないかと感じますが、その場合には、苦労しただけ愛着や愛情が育つということもあります。紙オムツの場合には、ただ捨てるだけなので、確かにその後の処理もありますが、布オムツほどではありません。最近育児での愛情の欠如が問題になったりしますが、簡単すぎると考える時間も増えてしまい、あれこれ悩むのもいけないのかもしれません。作業は大変ですが、布の場合はその分愛情が注げるということもあります。また再利用ができますので、一度洗濯とかの方法がわかれば、後はだんだん作業も楽になり、経済的にも助かるということになります。枚数なども調節できます。

家ならオムツ換えに多少失敗してもなんとかなります。オムツの洗濯も手洗いなので最初は少し手間ですが、たいして大きいものではないので慣れてくればそんなに負担に感じないかもしれません。ただし、当たり前ではありますが、洗ったあとはしっかり乾かすことが重要です。初歩の段階では、何枚かオムツをためてしまい、なかなか乾かず焦る、などということもあるかもしれません。使い方次第ですが、枚数は余裕をもって用意したほうがよいでしょう。あとはこれを習慣にしてしまう、つまり慣れる、ということです。紙オムツなら捨ててしまうだけですが、布の場合は今日は何枚、どんな風に汚れたか、そんなことをじっくり観察するきっかけにもなると思います。

とにかく、興味をもった人にはまず始めてみることをぜひおすすめします。便利な世の中ですから、だめならドラッグストアに走ればいいだけのことです。でも、やさしい布でくるまれた赤ちゃんを抱く幸せな時間はそんなに長くはないでしょう。そんな時間を大切に過ごすのもいいものかもしれません。そんな事やってられない、という忙しいママもいるかもしれませんが、興味をもったなら一回でもチャレンジしてみる価値はあると思います。最近ではインターネットにも情報があふれていますし、そういった育児方法に興味をもったママたちが集まる育児サークルに参加する、という方法もあります。とにかくまずは始めてみて、自分の生活スタイルに合って、子供のためにもなる、と思えば続けてみるのもよいでしょう。なにより子供もママも快適に毎日を過ごすことが一番大切です。