コルグチューナーの簡単な初歩や基本的な使い方・利用方法・仕様方法・やり方

コルグチューナーとは
コルグチューナーとは大手電子楽器メーカーのコルグから販売されている電子チューナーで、楽器の音程を合わせるための電子機器を指します。この電子チューナーは管楽器や弦楽器、打楽器など幅広い楽器の演奏者からプロアマ問わず愛用されています。楽器の音程を合わせることをチューニングと呼びますが、チューニングは演奏者ならば必ず行うほど、演奏前の初歩的な作業となります。コルグチューナーは、演奏者がよりスムーズなチューニングを行うことができるよう楽器に合わせた様々なモデルが販売されています。そしてそのほとんどにモノクロの電子モニターがついており、実際に鳴らした音を感知してモニター上の針が目盛りのついた部分を行き来することで音程を確かめることができるようになっています。針の振れ幅を見て一目で音程が分かる点やその正確さから、音楽家や演奏家に広く愛用されています。
初心者にオススメのコルグチューナーの使い方・利用方法
使い方はとても簡単ですが、チューニングを行う楽器によって事前の準備や確認が必要となります。まず自分の楽器の基準となる周波数にチューナーの周波数を合わせる必要があり、楽器の基準の周波数のことを基準ピッチと呼びます。基準ピッチにチューナーを合わせることは正しいチューニングを行うために必要不可欠な作業です。操作は簡単で、チューナーの上下矢印ボタンを使いながら設定したい周波数の数値まで数字を変更させます。チューニングを行う際はチューナーを安定した場所に置き、周りに他の音が鳴っていない状態で音を認識させます。モニターに表示された針が垂直に近付けば近付くほど音程が正しいことを示し、針が左に傾くと音程が低く右に傾くと音程が高いことを示しています。これを確認しながら音程の微調整を行います。
コルグチューナーは簡単に使える
コルグチューナーは最も人気があるチューナーのひとつで、軽量コンパクトでありながら、多機能で、手頃な価格で購入できるのが魅力です。ギター、ウクレレの両方に対応している他、6弦ウクレレやバリトンウクレレのような特殊な製品にも対応していますから、何種類かのギター系弦楽器を楽しむ際に、これ1つあればほとんどをカバーできます。チューナーは、弦楽器を演奏する前にチューニングするという、基本中の基本となる準備に使う道具ですから、一日も欠かさず使用することが大切です。商品に同梱されている説明書を読めば、いかに多くの国で愛用されているか分かります。プロのギタリストも、これからウクレレを始めようという初心者も、誰もが満足できるクオリティです。
コルグチューナーを使うのに必要な準備
コルグチューナー使用の為の初歩ステップとして、まず、使用したいギターやウクレレの形状を確認して下さい。このチューナーは、ヘッドにディスプレイのついたクリップをはさんで音を感知させる仕様になっていますから、特殊モデルで、極端にヘッドが厚かったり繊細にデコレーションされていたりすると、安定して挟むことができず、正しくチューニングできない可能性があります。チューニングせずに演奏するリスクを避けるため、万が一に備えて電池は予備を1つ準備しておき、ギグバッグに入れておくと安心です。作動しない原因の一つとして、電池を裏向きに入れてしまった、という事もありますから、再確認して下さい。どの楽器に使用するかは、裏の小さなボタンを選択して決めます。
コルグチューナーの使い方・手順
コルグチューナーの基本的な使い方としては、ご自分の楽器向きに設定したまま、電源だけオンオフする、というのが便利です。たとえば多くのウクレレソロ演奏者が好む、ローG弦、コンサートタイプの場合でしたら、表示はSTANDARD、6-8ST、PIEZOとなります。もし設定を間違えていれば、明らかに音が狂って仕上がりますから、何人かで音合わせをした際にすぐ気がつきます。問題は、PIEZOとMICの違いが分からず、微妙な音のズレに気づきにくいことですが、それぞれ、直接ヘッドに挟んで伝わってくる音を拾う場合と、空間を飛んでいる音を拾って感知する場合を意味します。もちろん騒がしい場所で空間の音を拾おうとすれば、雑音に紛れてしまい、正確な音はつかめないという事です。
コルグチューナーを使えると何が良いか?
コルグチューナーの利用方法が分かったら、演奏する前はもちろん、休憩時間にも頻繁に利用して慣れておくと安心でしょう。弦を張り替えた直後は特に、どんどん弦が伸びて音が狂ってしまいますから、1曲ごとにチューニングをし直すことも必要でしょう。もし設定の違う楽器を同等の頻度で使用するならば、チューナーも2個揃えた方が合理的でストレスがありません。楽器ごとの詳しい設定のやり方は説明書にありますから、忘れても問題ありません。なお、夏に、繊細な塗装やステッカーチューンをした楽器で使用する場合は、こまめに外すことをお勧めします。クリップを留めるための素材が、ペイントやステッカーを傷めてしまうリスクを減らすためです。安定した音なしに、素晴らしい演奏は有り得ません。大勢で同じ音を出すためにも、必要なアイテムです。
コルグチューナーの利用時の注意点
利用方法の項目でも述べているように、チューニングの際は事前に基準ピッチを合わせる必要があります。この手順を無しにチューニングをしてしまうとチューナー上では正しい音程となっていても実際は音程が外れてしまっているという現象が起きるので注意が必要です。また、周りの音が鳴っていない状態で自分の音を認識させる必要がありますが、周囲の音を拾ってしまうと正しいチューニングを行うことが困難になります。そのため周囲の雑音がある環境でチューニングを行う場合には自分の音のみを拾うことが可能な専用マイクなどを用いると良いです。専用マイクの使用が困難な場合には音を発する部分に可能な限りチューナーを近付け、自分の音のみを認識させる必要があります。
コルグチューナーの全体的なまとめ
コルグチューナーは色々な楽器はもちろん、日常の中で鳴っている音なども認識して音程と音名を表示させることができるのでアイデア次第で色々な音の音程を測ることができます。チューニングの際は楽器の基準ピッチに予めチューナーをセットすることで正しいチューニングを行うことができます。万が一、複数回チューニングを行ってもモニターの針が定まらない場合は音を正しく認識できていない可能性があるので、一度電源を入れ直してから楽器とチューナーとの距離を変えて再度チューニングを行うようにします。また、コルグチューナーのほとんどが電池を原動力として動いているので日頃から電池の残量を意識しておくと良いです。電池残量はモニターに表示されている数字や目盛りなどの濃淡から推測することが可能です。基本的な使い方はモデルに関係なく統一されているので、手持ちの楽器により適したコルグチューナーを選ぶようにしましょう。
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