リンデロン点鼻の簡単な初歩や基本的な使い... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

リンデロン点鼻薬は合成副腎皮質ホルモン剤で、炎症を鎮静化させる効果がある為、アレルギー性の鼻水、むずむず感などを解消する薬になります。慢性的な鼻炎や花粉症などの際に処方される事が多い薬です。症状を緩和する効果は期待できますが、副作用もありますので、きちんと効能と副作用を把握してから使用する事が大切です。何らかの体の変化を感じた際には主治医にその旨を伝える事が大事です。リンデロン点鼻薬の初歩的な知識としては、炎症を抑えるステロイドのお薬である事位は認識しておく事です。一般的にステロイドのお薬は長期間の使用はあまり好ましくない事が多く、医師の指示に従いながら使用した方が安心です。勝手に増量して使用したり、中止したりしないで指示通り使用します。リンデロン点鼻薬は医師の処方箋によりだされる事が多い薬です。

リンデロン点鼻薬の基本的な使い方は、鼻の奥の方へ到達できるように入れますが、その際に寝て使用すると使いやすい場合があります。その際、まくらなどを使って頭のてっぺんを低くしておくと鼻の奥へ到達しやすくなります。そして点鼻した後は数分間そのままの体勢でいる事がポイントです。しっかり鼻の中で作用してくれます。点鼻する際に、容器の先が鼻につかないように工夫して使用します。薬剤はスプレー式に鼻の中で噴射するタイプが多いです。その際に、鼻炎の人は薬剤が入ってきた感覚がいまいちわからない場合も多いので、しっかりとプッシュしてその感覚で薬剤が入った事を確認します。慢性的な鼻炎も3ヵ月から6ヵ月位継続して治療していると改善していきます。

リンデロン点鼻は、ステロイドを用いた抗炎症・抗アレルギー薬です。アレルギー疾患等による鼻の炎症等の症状を抑えるために用いられれます。数多くあるステロイド製剤の中でも強力な作用があるので、短期集中で炎症を抑えるために処方されるお薬です。点鼻と言うと「使い方が難しい」と考える方もいますが、基本の使い方を覚えることで、毎日の投薬時間の辛さを少なくすることができます。小さな子供や点鼻が苦手な方に使用する際は、耳鼻科医院等でネブライザーを用いた鼻吸入によるリンデロン投与を受けることもあります。医師の指導のもとで処方される薬ですが、年齢や特性によって医師から正しく使えないと判断された場合は、別の処方薬を利用する場合がほとんどです。

リンデロン点鼻を使う際に必要な準備があります。鼻づまりや鼻水等の症状がある場合はつまり等を解消することが大切です。薬を炎症部位まで届けるために必要な事なので、丁寧にティッシュを使って鼻をかんですっきりさせてから点鼻薬を使います。その次に、薬液がこぼれたりした際に拭きとるための清潔なティッシュを1枚と、薬を使った後の容器を拭きとるための清潔なティッシュを1枚用意しましょう。リンデロン点鼻のほかに処方薬がある場合には、先に処方された薬を飲んでおくとよいでしょう。リラックスした状態で使う事が、この薬の効果を発揮させるためのポイントです。ただし、使い方が難しいと感じた場合や、使用時に痛みやのどへの違和感を感じた場合は医師薬剤師に相談しましょう。

リンデロン点鼻の初歩的な利用方法は、鼻を軽くかんですっきりさせた後で、仰向けの状態を作り鼻の穴から、処方回数分滴下するだけです。その際に鼻から息を吸うことで鼻に痛みを伴うことがあるので「薬を垂らす」「流し込む」というような意識を持って滴下します。その後は炎症部位まで薬が行き届くように仰向けで鼻を上に向けたまま5分ほど静止しましょう。滴下後には鼻からゆっくり息をすると薬が行きわたりやすくなります。使用後の容器は清潔なティッシュで軽く拭きとり蓋を閉めて保管します。使い方に慣れている方は短時間で滴下投与が終わりますが、小児や高齢者、点鼻自体に抵抗感を感じている方は、ネブライザー一体型の別の処方薬の適応を模索することがほとんどです。

リンデロン点鼻を使えると、症状が強いアレルギー性鼻炎などをいち早く抑えることができます。急性期で辛い炎症等を早期に沈め生活の質を向上させるメリットがあります。また、ステロイドの強さとしては「強い」レベルにありますし、点眼や点耳等他の適応症に対応できる用途もあります。医師の考えによっては処方薬にはせず、ネブライザーを用い吸入すると言った外来処置で使用するのみにとどめる場合もあります。自宅での投薬ではなく通院での治療になりますが、医療従事者の観察下での投薬になるので副作用をできる限り抑え、誤った用法によって起こる合併症等を防ぐことも可能です。症状をいち早く抑えるというメリットがありますが、滴下による点鼻と比べても、鼻の痛みや違和感を訴えるリスクを回避する理由から処方薬として適用しない医師も増えています。

リンデロン点鼻薬を使用する際の注意点は、鼻水がひどい時は一度きちんと鼻をかんでから使用するといいです。使用してすぐにくしゃみをしたり、鼻をかんでしまうと薬剤がすぐに出てしまうからです。医師から処方されたリンデロン点鼻薬を使用する場合は、指示された回数を一日に使用します。薬剤が鼻の奥の方まで届くようになるべく鼻の通りのよいタイミングで使用するのもちょっとしたコツです。薬剤はなるべく高温多湿でない場所で保管するようにします。アレルギー疾患の場合、一度に数週間から一ヶ月分位の薬を処方される事も少なくありませんので、正しい保管場所を確保するといいです。使用途中の残った古い薬剤は保管しない事も大事です。

リンデロン点鼻薬は非常に効果の高い薬になりますので、鼻炎等で長く不快だった鼻の状態を改善してくれる薬です。用量と使用回数を守り正しく使用する事で快適な状態になります。家に小さなお子さんがいる場合は、保管場所に十分な配慮が必要です。花粉症の時期になりますと多くの患者さんが耳鼻科などを受診します。症状が悪化し始める前に受診してリンデロン点鼻薬を処方してもらいます。強い炎症が起こってしまうと改善させるにも強い薬が必要になりますし、改善するまでに時間もかかってしまいます。早めの対応をする事で、少ない薬剤で短期間での改善が期待出来ます。既に鼻の中が鼻水で詰まった状態の場合などは、点鼻の利用方法によって効果の大きさが変わる事があります。慢性的な鼻の疾患の場合は長期間の使用でも改善が見られない場合もありますので、医師の診断に従う事が大切です。