AUTOCAD3Dの簡単な初歩や基本的な... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

ここでいうAUTOCADは、オートデスク社が製作しているCAD用ソフトウェアの1つにあたります。1982年に我が国内において初号のバージョンが発売されたのをきっかけとして、建築・土木・機会分野などその他、様々な業界において汎用CADといったカタチで、現在も最新版のものを含めて利用されています。そして、アメリカ製の汎用2D及び3DCADでAutoCAD及びAutoCADLTを中心として各種専用機能を備えたAutoCADMechaniacalなどの各業界向け専用の製品が出ており、データフォーマットのDWG(非公開)と中間フォーマットDXF(公開)などが使い方としては多くの専用CADのデータ交換に利用されている現状のようです。また同製品は、他のCADメーカーと区別化あるいは差別化するためにデータフォーマットとAPIを公開し、AUTOCADをベースに専用アプリケーション(アプリ)の開発をサードパーティー(開発会社)へ同社が持ちかけたおかげで、様々なバリエーションが存在しています。

やはり初心者としては、基本コマンドなどを画面上においても扱える事自体がおぼつかない状態といえるので、これらをある程度の基本操作のやり方などを使いこなすことが出来なければ話にならないといえます。そこでまず、これはこのAUTOCADにおいてはもちろんですが、各CADソフトウェアに付いている「オフセット」のコマンドを覚えることが、CADソフト全体を初心者が覚えうえにおいてとても近道です。このオフセットにおいては、基本コマンドが回転・変形・オブジェクトスナップの3種類があり、とくにこれらをある程度使いこなしておくことが大事です。いずれの基本コマンドにおいてもドロップやスナップなどのマウスや操作ボード上においての指の動かし方なども大事なので、慣れておくことが必要です。

先程も話しましたが、基本コマンドの「回転・変形・オブジェクトスナップ」においては、このAUTOCADの最新版「3D」では従来物よりもはるかに基本操作やコマンド選択などが簡易になっているので、初心者の方にとっては大変ありがたいものといえます。例えば回転の場合においての入力の際には、三角形ABCを[選択」したうえで基点をAに指定すると、画面表示にもあるように、「回転角度を指定、または[参照(R)］」とコマンドラインに指示を仰ぐメッセージが出てきます。そして自分が設定をしたい角度を入力してそれをEnterキーを押して確定をすると、反時計回りにその角度の分回転をすることになります。こういった入力環境なので、割と操作は簡単であるといえます。

やはりこのAUTOCAD自体もソフトウェアの1種といえるものなので、他のCADソフトなどと同じくディスクソフトによるインストールや、販売メーカーサイトからのダウンロード何れかのやり方によるカタチでの購入になることと思います。これは基本的な事であるとは思いますが、購入前には必ず、同ソフトに現在自分が使用しているパソコン本体の機種やOSなどに対応をしているか否かについて調べておくことがとても大事です。そしてさらに、現在のパソコン本体とそれの容量増設をしているHDD(ハードディスク)それぞれの容量やホルダーに空きがあるかどうかをも確かめることが大切です。それらの事前の状況確認をしたうえで、先程挙げたやり方の何れでのカタチにおいての購入をすることとなります。

やはり、CAD専用ソフトの1つにあたるものなので、基本的な操作のやり方自体は従来物と対して変わりが無いものといえます。ただ、このAUTOCAD3Dにおいては、かなり基本動作環境や操作方法などが簡略化されているので、従来物を使用してきたユーザーのみなさんにとっては扱い辛いところが弱干あるかもしれません。それでもリボンメニューなどの内容が従来物のよりもはるかに豊富になっており、各CADソフトを起動した画面下に必ず表示されるダイナミック入力などの表示も画面上においての設定が簡単に操作が可能になっているので、これらの起動直後においての初期設定での使い方においてのやり方がとても容易であり慣れればかなり操作しやすいものといえます。

これ自体はユーザーさん毎による使い方や利用方法にもよりますが、とくにAUTOCADの最新版である3Dのバージョンにおいてはかなり、従来物のバージョンのものには比べてかなりの進歩があります。なんといっても先程最初のところで述べたAutoCADとAutoCADLT何れのカタチにおいても関わらず、購入価格などがかなり低価格な点が、扱うユーザーのみなさんにとってもとてもありがたい点です。こうした低価格の値段設定などは、これからCADを学ぼうとする収入などが少ないユーザーさんなどにとっては大変助かるものであり、将来へのIT業界への参入においてのリスクを軽減したりする働きもあるので、大いに歓迎すべきコスト面においてのメリットといえます。

このAUTOCAD3D自体は大変操作が従来物よりもやり易く、自らモデリング自体をやってしまうといった、大変高い分析機能をも有していますので、利用方法によっては大変優れたCAD専用ソフトといえます。こうした優秀ともいえる、最新版のAUTOCADですが、決して良い事ばかりではありません。利用方法としては流用設計などで2D図面を流用しながら3Dモデルを起こすなどのモデリングが出来るなど、あるいはそれの逆も可能など、モデリングのしやすさでの利点がありますが、その反面拘束などが無いために、モデル自体が不完全なものになりやすいといった欠点があるので注意が必要です。また、データ加工来歴なども自由に消去やHDDによるデータ復旧などもなかなか出来ないので、気をつける必要があります。

割と低価格で購入が出来る上、利用方法や操作のやり方、基本動作環境などの設定などにおいては容易にそれらが可能なので、このAUTOCADの最新版である3Dは大変優れたCAD専用ソフトといえるものです。とはいっても、先程も話したように決して何も問題や将来的な課題などが無いわけではありません。しかし、やはりこれを使うユーザーさんご自身による使い方や利用方法その他、これらの扱い方によりこのソフト自体の生かし方も変わってくるので、やはり、AUTOCAD自体の扱い方に慣れることと操作方法を正しく覚えることがとても大事です。つまり、このソフトの活用自体を生かすも殺すも、その持ち主であるユーザーさん自身な訳です。このことを念頭に置きながら、このAUTOCADを購入する前にこのソフトの仕組みについて様々な情報を事前に把握して使い方をよく理解しておくことが、とても大切といえます。