winpcapの簡単な初歩や基本的な使い... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

winpcapを知るためにはまずpcapのことを知らなければいけません。pcapとはコンピューターのネットワークを解析するソフトウェアであり、ネットワーク上を流れているパケットの種類や規模を把握する事が出来ます。不正なネットワークの使用なども監視することが可能であり、ハッカー対策にもなります。winpcapとはwindows版のpcapのことであり、ソフトウェアに同梱してあったりします。pcap自体はc言語で欠かれており、汎用性が高いことも特徴でしょう。またWincapはオープンソースなので色々なソフトウェアにも組み込まれます。wincapを使っているソフトウェアは大変多く、侵入検知システムのSnortやパケットキャプチャーソフトのWiresharkなどにこのwincapが搭載されて活用されています。

wincapは基本的にパケットを解析することが出来ますので、不正なネットワークの検知に使用するということがメジャーです。このソフトウェアを使えば発信者にしかわからないようなデータでも解析できるのでセキュリティ上、大変メリットが高いです。このソフトウェアを使えば具体的にはネットワークパケットのヘッダの改変が出来ます。つまり、パケットの宛先や送信元などの情報を解読してその宛先を変える、ということも出来ます。とはいえ、これは生半可な知識でやるとパソコン機器の故障を招くこともありますから、しっかりと注意しないといけません。しかし、このソフトウェアはパケットをブロックすることは出来ませんから、そう行った機能はウイルスソフトに頼らないといけません。

パケットは英語ではpacketと表記します。パケットとは、パソコンや携帯電話などからデータを伝送する場合に、伝送データを細切れに分割して送ることにしていますが、その場合の最小データ単位を言い表しています。各パケットデータにはヘッダ部がついており、その部分に伝送元や伝送先などの属性データが書かれています。このパケットをcaptureするソフトの1つに、winpcapというものがあります。winpcapは、packetをキャプチャする目的で作られたWindows用のソフトという意味です。使い方は比較的簡単です。ネットワーク上を流れるパケットをつかまえるこの行為を、「ネットワークを解析する」という言い方をする場合があります。

winpcapを使うためにはパソコンに当該ソフトをダウンロードが必要となりますが、実は動画ダウンロードソフトをダウンロードすると、これがついてくることがあります。ダウンロードしたはずのない当該ソフトを目にした人は、怪しげなソフトと勘違いする場合があります。しかし動画のダウンロードには当該ソフトは必須です。winpcapは動画ダウンロードソフト以外にもさまざまなユーティリティーソフトを使う場合に必要となるソフトでもあります。このようにWindows用のネットワーク解析ソフトでは優良ソフトの1つです。そのため初歩の人が使う場合でも基本的な使い方をする限り比較的簡単に操作ができるようになっています。

winpcapの利用方法としては、どのような場面が考えられるのでしょうか。パケット伝送は通常小さな包みに入れて伝送されています。パケットの邦訳が「小包」であることからもそれが分かります。パケットを受け取った端末はまずそのパケットの伝送元に問い合わせをすることではじめてパケットの中身を知ることが可能となる仕組みになっています。ところが、この方法であると、手間がかかります。「小包」から中身を直接取り出せれば便利です。そこで、これを可能にするためにwinpcapが製作されました。この種のソフトは、このように、伝送元のサーバーへの中身の問い合わせをしなくても済むため、仮に伝送元のサーバーに問題が発生してもパケット自体は読み込めることになります。

パケットとはデータの細切れ単位ですが、パケットを組み合わせることで元データを復元することが可能となります。パケットを細切れにした理由は、一部不良のパケットデータがあった場合には、元データを最初から送り直すということをしないで、当該不良パケットデータだけを再送すれば済むということにあります。つまり、できるだけ速くかつ正確にデータを端末に送り届けるための手段としてパケットという考え方が導入されています。このことは、パケットの内容を伝送元に再確認するという面倒な現行の方法に対して、winpcapのようなパケットキャプチャソフトを利用して、伝送元に問い合わせすることなく、直接当該パケットデータの中身を取得するという方法がとられる理由ともなっています。

このソフトウェアは色々なソフトウェアに組み込まれていることもあり、いつの間にかパソコンにインストールされていたということも少なくありません。そんな際にアンインストールするためには多少手間がかかりますから、そのままインストールしたままでも良いでしょう。winpcap自体は大変優良なソフトなので何か悪さをするということも、メモリーを専有してしまうということもありません。しかし注意したいのがwinpcapのニセモノソフトウェアです。余りにもwinpcapが広く出回っているために、知らず知らずのうちにニセモノのソフトウェアをダウンロードして使っているということもあります。もしも不安ならば検出ソフトウェアを使ってみましょう。

winpcapはpcapのwindows版であり、ネットワークを解析するために使用されます。色々なソフトウェアにも組み込まれており、知らず知らずのうちに使っているというケースが多いのも特徴でしょう。このソフトウェアの初歩的な使い方はパケットを分析します。基本的な利用方法として他にもパケットの宛名を変えるといったことも可能ですが、しっかりとした知識を持っていないといけません。他にもこのソフトウェアではウィルスソフトウェアのような働きは期待できませんから、注意しましょう。このソフトウェアはほとんどのパソコンに知らず知らずの内にインストールされていますが、特に問題はありません。またニセモノのソフトウェアが出回っていることもあり、もしも不安な場合は検出ソフトウェアを使って確かめてみることが大事です。