七輪の簡単な初歩や基本的な使い方・利用方... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

七輪とは、炭を使っていろんな調理をすることができる道具です。魚や肉などを焼くということが初歩的な使い方になりますが、それ以外にもたくさんの利用方法があります。炭から出る煙を利用して燻すということにも使えますし、もちろん、お米を炊くこともできます。そのほかにも蒸し料理を作ることにも使えますし、また、煮るということもできますので、煮物を作ることもできます。炭を使って焼くための道具という印象が強いですが、決して焼くということにだけにしか使用できない道具ではありません。七輪にはたくさんの使い方があり、そのどれを採用する場合においても、特別な知識を持っている必要はなく、また特別な技術を習得する必要もありません。誰もが基礎的な事を知っておくだけで、使い道が大きく広がる物で、しかも簡単に使える非常に便利な道具です。

初心者の方は、先ずは焼くということに使う事で基本的な七輪の扱いに慣れることをお勧めします。具体的に覚えることは、炭に火を付けるということが中心になります。先ずは炭を用意する必要があるのですが、炭にはいろんな種類があります。その種類の違いによって、火が付きやすい場合と付きにくい場合があるので、初心者の段階では、なるべく火が付きやすいものを選ぶと良いです。更に、火の付きやすさは種類だけではなく大きさにも影響を受けます。小さいものの方が付きやすくなりますので、最初から小さめのものを選ぶか、大きなものを選んだ場合は、砕いて小さくしてから火を付けると付きやすくなります。火を付けるための道具として火おこし器を使うと更に簡単に付けることができます。

日本での料理ということでは、今ではガスや電気を利用しますが、昔は両方なかったので、火を利用して煮炊きをしていたということですが、その道具として非常に重宝したのが七輪という道具です。これは米などを利用するということではなく木炭や豆炭を燃料にして利用するので、薪などよりも長時間利用することができます。また火力で調理するということですが、実は赤外線の強さで焼いている食材の表面を固くさせてうまみを逃さないようにもしているということになります。また炭も野外で使う場合と室内で使う場合は分けられています。煙が多く出るかでないかということで、ただ炭を燃やすだけで良いという単純なものではないことがわかりますし、いろいろと工夫されてきたことも分かります。

最近ではガスや電気などで調理ができるので、そのほうが短時間にできるということで、調理にはほとんど使われなくなりましたが、趣味ということやアウトドアなどで自然志向の人たちが使っていて、人気が出だしてきたということですが、実際に使うにはコンロが必要になります。七輪ですが、これが非常によくできているものが多く、昔の七輪とは全く別物のような使いやすさになっています。また通販で簡単に購入できるので、その特徴を良く見て、自分が利用できるものを選ぶということがポイントです。これは毎回購入するものではないので、購入するならば一生ものとして、できるだけ良いものを購入したほうが、調理なども簡単にできます。その点がポイントになります。また木炭も種類がります。

使いやすい商品を選びましたら、あとは初歩的な基本的な利用方法ということで、使い方も簡単にできます。またふたができて、熱を逃さない方式の優れものもあるので、良く選ぶことが必要になります。また持ち運びも便利なものを選ぶ必要があります。そして具体的な使用方法ですが、まず新聞紙を入れますがただ入れるのではなく、細長く丸めて、それを七輪の中に入れます。こうすると火が長持ちします。そしてその上に炭を載せますが、炭が燃えるまで新聞紙の燃えるのが続くようにしておきます。火は当然ですが一番下につけてから炭を載せます。そして下の空気の入れ口から空気を送り炭自体に火をつけます。そうすると調理の準備ができるということになります。

七輪の利用のメリットということでは、例えば時代劇でもよく出てくるのがサンマなどを焼いているところですが、魚なども表面だけ焼けるのではなく、赤外線の作用でしょうが、仲間で火が通るということで、外側はこんがりと焼けるだけで、中も火が通っているということで、特にサンマのおような魚は中まで美味しく食べられるということになります。ですので昔の人は、はるかにおいしい焼き魚を食べていたということになり、非常にうらやましいということになります。どう考えてもガスの調理よりも、炭火焼のほうがおいしいのは当たり前です。焼肉でも炭火焼だと高級感が出ていて、非常においしいイメージです。ですので一度利用したらやめられなくなるのではないかという感じもします。

七輪を使う時の注意としては、火を付けやすくするための炭選びと火おこし器を使用すること以外では、炭を入れ過ぎないことがあります。たくさん入れ過ぎてしまうと、必要以上の火が出ることになり効率的ではありません。更に後始末にも時間がかかってしまいますので、必要な分量を理解して使用することが大切です。次に、室内で使用する場合は、食材選びと換気には注意が必要です。食材によっては大量の煙が出る場合もありますし、油が落ちて炎が上がる場合もあります。そういった食材は室内で使用する場合は避けるべきだと言えます。換気は、煙の少ない食材を使用する場合でも室内での利用の際には欠かすことのできないことになりますので必ずしなければいけません。

七輪は、焼くだけではなくいろんな使い道のある便利な物ですが、そういったいろんなことに使えるということだけがメリットではありません。炭火が持っている魅力を存分に堪能することができるということにも大きなメリットがあります。ガスや電気では出すことのできない部分になりますので、そういった部分を堪能できるということは大きなメリットと言えます。更に、そういった部分を誰もが簡単に利用できるということも、また大きなメリットだと言うことができます。誰もが簡単に利用することができることによって、数人で囲みながら炭火で美味しくなったものを食べるという楽しい時間を過ごすことができます。現代の世の中には、便利な物がたくさんありますが、炭火でないと感じることができない部分は確実にあります。そして、その部分を堪能することができる道具が七輪です。