ぼかし肥料の簡単な初歩や基本的な使い方・... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

ぼかし肥料とは有機肥料を微生物によって発酵させて原形からぼかしてつくるものとされています。有機質の肥料についても基本的には使うことができます。しかし、化成肥料に比べると即効性が弱いなどの問題点もあるとされています。早くきかせたいためにあまり使いたくない化成肥料を使うようなことがあるようです。せっかくですから農業のやり方としてはより自然に近い方で行いたいでしょう。使い方としては自然のものをそのままに近い形で使うことができるので、有機農業を行うことが出来ます。どのような成分などになっているかといえば、4種類以上の有機質肥料を利用します。米ぬか、油粕、骨粉、魚粉などがあるでしょう。これらに微生物資材を入れて攪拌していきます。その上で発酵することによって作る事ができる肥料になります。少し時間はかかります。

初心者にオススメのぼかし肥料の使い方としては追肥として使うことがあります。初心者の場合は植物を育てるときには基本的に経験も知識もまだ少ない状態です。恐らくはいろいろな説明書を見たり、人から聞いたりして行うことになるでしょう。いきなり本格的なところでの使い方になると失敗してしまうとすべてが上手くいかなくなってしまいます。肥料に関してはやり方によっては植物や農作物は逆に育たなくなったり、傷んだりすることがあります。肥料をあげさえすればどんどん育つようなイメージがありますが決してそうではありません。そのことから、追肥であれば必ずしもすべてにおいて行うわけではありませんし、使うとしてもそれほど多くありません。

ぼかし肥料は基本的に簡単に使うことができます。肥料においては、元から混ぜて使うような場合、液肥の場合、置き肥の場合があります。それらにおいては置き方、肥料の与え方によって効果が変わります。基本的には置いてからしばらくしてからその効果がわかるようになるので、使い方、やり方についてはしばらくしないとわからないことがあります。もっと必要なのにそれがわからないこともあります。ぼかし肥料の場合は比較的効果が早く出やすいこともあって足りないのかどうかの判断が付きやすいといえるかも知れません。足りなければ追加をすればよいでしょうし、そのままにすることもできます。様子をみながら行えるので、基本的には誰でも使えます。

ぼかし肥料の利用方法での準備としては、まずは作る必要があります。材料としては4種類以上の有機肥料を用意するやり方が基本とされています。このときにおいては特定の場所のもので固めるより、いろいろなところのものを用意する使い方がよいです。山由来、田由来、畑由来、海由来のものなどです。油かすであれば畑由来になります。魚であれば海由来、米ぬかになると田由来になります。それらに微生物資材を混ぜます。菌としては放線菌、土着菌、酵母菌などの多くの菌を混ぜるようにするとよいとされます。発酵の時期としては雑菌の少ない時期を選びます。日本なら冬などの寒い時期がよいです。この間40日間ぐらいにおいて発酵させて作る事ができます。

ぼかし肥料の利用方法として、元肥としての使い方があります。つまりは最初に植え付けを行うときの土に混ぜるやり方になります。このときの意識としては、使ってすぐにチッソ部分が出てくることです。非常に即効性があるとされていて、数日ぐらいで即効性のある部分が出てきます。入れ方としては基本的な分量を守るようにするのがよさそうです。1メートルぐらいの間隔であれば400グラムぐらいを与えるようにするとよいとされています。このあたりについては実際に行いながら少しずつ分量を減らしたり増やしたりしてもいいでしょう。やり方としては多すぎると問題もありますから、少なめにしておくこともあります。その後に増やすようにする使い方もあります。

ぼかし肥料の利用方法の利点としては、自然の力で植物を育てることができることです。有機肥料と化成肥料がありますが、どうしても化成肥料の場合には化学的なあるとして自然とは違った部分が入ってくることがあります。心配になることもあるでしょう。有機肥料に関しては自然のものを使うことができますが、効果がなかなかでにくかったりする事があります。そのことからやむなく化成肥料にすることもあります。ぼかし肥料は元々は有機肥料を使います。これを発酵させて作りますから自然のままになります。有機肥料に比べると即効性があるので、早く効果を得たいようなときにおいても使うことができる肥料といえます。元肥、追肥など用途も広いです。

ぼかし肥料の利用方法での注意点としては即効性が速すぎるところです。それを考えながら使う分には問題はありませんが、今までの有機肥料の感覚で使おうとするとぼかし肥料を沢山与えすぎることによる過剰になってしまう場合があります。肥料に関しては植物に応じて与えるようにしなければいけません。植物によっては与えないほうがいいものもあるくらいです。与えすぎると成長しにくくなることもあるのでその点は注意しなければいけません。与えすぎないようにするやり方としては最初から計画的に行うことです。そうすれば分量を増やしすぎたりすることがありません。ぼかし肥料に関しては即効性も持続性もありますから、計画的に少しずつ与えるようにします。

ぼかし肥料の全体的なまとめとしては、有機肥料と同様に自然の素材から肥料を作って、自然の状態で植物を育てられることがあります。ですから健康的な植物、農産物の生産が可能になる肥料といえます。少し問題があるとすれば事前に準備が必要なことでしょう。有機肥料を合わせて発酵させて作る利用方法になります。また作るにあたっては少し時間がかかることがあるので、植え付けなどに使いたいときにはその前までに作っておかなければいけません。ぼかし肥料については、即効性、持続性がある成分が含まれています。与え方としては通常の有機肥料や化成肥料などとは異なりますから、ぼかし肥料の与え方を把握して与えるようにしていく必要があるでしょう。少しずつ計画的に与えるようにしていけば、与えすぎになることがなくなるので育てやすくなります。